補助金や融資とは異なり、御社が受給要件を満たしてさえいれば、申請をすることで受給が可能です。
しかし、助成金には他にも特徴があります。
申請する助成金によって準備する書類等の要件が異なり、またそのルールが「日単位で更新される」という点です。
どういうことかと言うと、例えば「明日、申請の方法が変わります」なんてことも日常的に起こり得るのです。
日常的に助成金に触れていない他の業者では、こういった変則的な情報まで把握出来ません。
そうなると、情報に乗り遅れた結果、最悪の場合「申請したのに受理されない」なんてことも実際に起こっています。
受給可能な助成金の一部をご紹介
キャリアアップ助成金
正社員化コースや賞与・退職金制度導入コース、賃金規定等共通化コース等が用意されており、非正規雇用労働者の企業内でのキャリアアップ等を促進する取組を実施する等の要件がございます。金額は3.3万円〜80万円と、様々な種類が用意されています。
人材確保等支援助成金
雇用管理制度や人事評価制度と賃金制度を整備するなど、コースによって様々な要件がございます。金額も50万円〜100万円以上と様々です。(一部整備計画の受付を休止されているものもあります。)
業務改善助成金
業務改善助成金は、生産性向上に資する設備投資等(機械設備、コンサルティング導入や人材育成・教育訓練)を行うとともに、事業場内最低賃金を一定額(各コースに定める金額)以上引き上げた場合、その設備投資などにかかった費用の一部が助成されます。
※本項に記載の内容は2023年12月1日現在の厚生労働省発信の情報を元にしています。内容が変わっている場合もございますので、詳しくはお問い合わせください。
参考助成金と厚生労働省が
発信するパンフレット
- キャリアアップ助成金
- 人材確保等支援助成金
- 業務改善助成金
出典:厚生労働省ホームページ
常に沢山の助成金が御社を
待っています
補助金や融資とは異なり、御社が受給要件を満たしてさえいれば、申請をすることで受給が可能です。
しかし、助成金には他にも特徴があります。
申請する助成金によって準備する書類等の要件が異なり、またそのルールが「日単位で更新される」という点です。
どういうことかと言うと、例えば「明日、申請の方法が変わります」なんてことも日常的に起こり得るのです。
日常的に助成金に触れていない他の業者では、こういった変則的な情報まで把握出来ません。
そうなると、情報に乗り遅れた結果、最悪の場合「申請したのに受理されない」なんてことも実際に起こっています。
他社で耳にする
「助成金が受け取れなかった事例」
片手間で助成金業務を行っている
助成金事業を専門に扱っていないために、情報不足で本来取得できるはずだった助成金が支給されなかった、という事例です。というのも、助成金を扱うには「社会保険労務士(略して社労士といいます)」の資格が必要です。そして、多くの社労士は様々な企業に労務顧問サービスを行いつつ、“片手間で”助成金業務を行っていることがほとんどです。
そういった社労士は、助成金業務だけを専門扱っているわけではないので、相談者様の方が助成金種類に詳しい、なんていうことが実際に起こっているそうです。誰だって専門家に依頼したいのに、「そんな助成金が有るのですね、調べておきます」といった対応に、あなたは信頼ができるでしょうか?
助成金は大変難しく、種類も多く、情報収集が煩雑になりがちです。
業者側の書類の不備
助成金は、申請するものによって要件が異なり、手続きや必要書類も様々です。相談者様は「頼んだから、もう大丈夫」と思っているのに、「業者側の不備で支給されなかった」という、考えられない事態が起こっています。
同業者として、意識が足りていないなぁと思う半面、「そりゃ、そうだろう」と感じるところもあります。なぜか?助成金は情報流通速度が大変早く、昨日と今日でルールが変わっていることも実際にありえるのです。
助成金の情報に常に目を見張り、常に細心の情報を仕入れていない非専門業者では「間違っていないはずなのに申請が通らない…」という事態が実際に起こっています。
役所とのコミュニケーションの経験不足
何事にも言えますが、専門業務のコミュニケーション経験が少ない人が、円滑に申請出来るわけがないのです。社労士には大きく2種類に分けられます。1つは「資格を持つ社労士」で、その名の通り「勉強して資格を取得した」だけで、実務能力が備わっていないタイプの社労士です。そしてもう一つは「経験をもつ社労士」です。経験を持つ社労士の特徴は、一般企業で大小様々な労務業務に触れ、関係省庁・役所等とのコミュニケーション経験を培っていることです。また、経験に裏打ちされる「実績」を持っているので、役所担当者との信頼関係によって、助成金申請におけるコミュニケーションは当然円滑に行われます。
助成金の申請には社会保険労務士(社労士)の資格が必要、というお話をしましたが、「資格を持つ社労士」と「経験を持つ社労士」では、どちらが世間に選ばれているかは明白です。
更に、「経験を持つ社労士」が「助成金を専門に扱っている」事が、助成金申請において理想的なパートナー選びのポイントと言えます。
申請漏れ
助成金はその特性上、着手から実際に支給されるまでに半年〜1年半程度の期間を要します。代行事業者によっては業務が煩雑になり、申請に漏れが生じた例が少なからず報告されています。
これも、専門家としてあるまじき怠慢でしょう。助成金という難しい分野を“片手間で”扱う社労士が引き起こす事例です。こういった事故を防ぐには、ただただ「ちゃんとした助成金事業者」を選ぶ他に手立てはありません。では、どうやって事業者を探せばよいのか?
これまでに何度もお話した「助成金専門の事業者かどうか」という点です。本業の社労士業務を持ち、片手間で助成金を扱っている事業者は「助成金専門」と記載が出来ません。
こういった社労士事務所は大変多いので、くれぐれも注意して下さい。